歌津の蜘瀧仙人、交通事故死

宮城県南三陸町での震災ボランティアで知り合った「歌津のスパイダー蜘瀧仙人（51才）」が
運転していたワゴン車がダンプと正面衝突し急逝したとのメールが届きました。



南三陸町歌津へはRQ市民災害救助センターの一員として、二度訪問しています。
ウルトラマラソンも走り、ゴミを拾いながら走る自然人。子供達に自然との接し方を身をもって
教えていた。
車に轢かれていたタヌキをゴミとして捨てられてしまうのは忍びないと、さばいた
そうです。肉は燻製にし、皮は塩漬けにして油を取り冬場の毛皮に。

☆ドラム缶風呂とタヌキの毛皮干し


本職は蜘蛛の研究者、家族と離れ住民票を移してまでの力の入れよう。
主義に反する運転免許を昨年取得、子供達の為にしたことが何とも
悲しいことです。
彼がケーキを焼くというので手伝いましたが、鉄鍋二枚を使い焚き火で焼き上げ
野人の豊富なスキルにビックリ。惜しい知人を失ってしまいました。
夜、リヤカーを引きながら暗闇を谷底の寝床に向かう姿が目に浮かびます。
ご冥福をお祈りします。